論理演算(Logical Operation)は、ブール演算(Boolean Operation)とも呼ばれ、1(真)か0(偽)かの2通りの入力値に対して1つの値を出力する演算です。
論理積(AND)(Logical Conjunction)は、AとBの両方を含む部分で、「AかつB」の関係を表します。入力値がすべて1の場合に1を出力し、それ以外の場合には0を出力します。
この集合は、積集合や共通部分(Intersection)などとも呼ばれます。
■ 論理和(OR)
論理和(OR)(Logical
Disjunction)は、AとBの少なくともいずれかを含む部分で、「AまたはB」の関係を表します。入力値のいずれかに1が入力された場合に1を出力し、それ以外の場合には0を出力します。
この集合は、和集合や合併集合(Union)などとも呼ばれます。
■ 否定(NOT)
否定(NOT)(Logical
Negation)は、Aを含まない部分で、「Aではない」関係を表します。入力された値が1なら0に、0なら1に反転します。
この集合は、補集合(Compliment)などとも呼ばれます。
■ 否定論理積(NAND)
否定論理積(NAND)(Not
And)は、論理積(AND)の出力を否定(NOT)したもので、「(AかつB)ではない」関係を表します。すべての入力値が1の場合に0を出力し、それ以外の場合には1を出力します。
■ 否定論理和(NOR)
否定論理和(NOR)(Not
Or)は、論理和(OR)の出力を否定(NOT)したもので、「(AまたはB)ではない」関係を表します。すべての入力値が0の場合に1を出力し、それ以外の場合には0を出力します。
■ 排他的論理和(EOR、XOR)
排他的論理和(EOR、XOR)(Exclusive Or)は、入力値が異なる場合に1を出力し、それ以外の場合(入力値が同じとき)には0を出力します。
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