2014年2月27日木曜日

論理演算

論理演算(Logical Operation)は、ブール演算(Boolean Operation)とも呼ばれ、1(真)か0(偽)かの2通りの入力値に対して1つの値を出力する演算です。

■ 論理積(AND

論理積(AND)(Logical Conjunction)は、ABの両方を含む部分で、「AかつB」の関係を表します。入力値がすべて1の場合に1を出力し、それ以外の場合には0を出力します。
この集合は、積集合や共通部分(Intersection)などとも呼ばれます。

■ 論理和(OR

論理和(OR)(Logical Disjunction)は、ABの少なくともいずれかを含む部分で、「AまたはB」の関係を表します。入力値のいずれかに1が入力された場合に1を出力し、それ以外の場合には0を出力します。
この集合は、和集合や合併集合(Union)などとも呼ばれます。

■ 否定(NOT

否定(NOT)(Logical Negation)は、Aを含まない部分で、「Aではない」関係を表します。入力された値が1なら0に、0なら1に反転します。
この集合は、補集合(Compliment)などとも呼ばれます。

■ 否定論理積(NAND

否定論理積(NAND)(Not And)は、論理積(AND)の出力を否定(NOT)したもので、「(AかつB)ではない」関係を表します。すべての入力値が1の場合に0を出力し、それ以外の場合には1を出力します。

■ 否定論理和(NOR

否定論理和(NOR)(Not Or)は、論理和(OR)の出力を否定(NOT)したもので、「(AまたはB)ではない」関係を表します。すべての入力値が0の場合に1を出力し、それ以外の場合には0を出力します。

■ 排他的論理和(EORXOR

排他的論理和(EORXOR)(Exclusive Or)は、入力値が異なる場合に1を出力し、それ以外の場合(入力値が同じとき)には0を出力します。

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